気になる用語:XBRLとは?
XBRLとは?
eXtensible Business Reporting Languageの略で、
データに属性情報を付すことで高度な利用を可能とする、
国際的に標準化された、
財務報告等に使用されるコンピュータ言語
のことを指します
標準化の進むマークアップ言語XMLの財務報告用雛型と考えればいいでしょう
すでに、金融庁への報告などの分野で採用されており、日本はXBRL導入の先進国の一つです
東京証券取引所ではTDnetにおいて、すでに上場会社33社分のXBRLでの財務データを試験提供しています
東証は2008年をめどに、本格導入の予定です
XBRLで何ができるか?
すでに数社のITベンダーが幾つかのサービス提供を始めていますが、そのメリットへの訴求が今ひとつです
具体的に例を示すなら、
- コストなく、XRBLという標準化された電子データの形で、財務情報を入手できる
- その電子データに基づいて、瞬時にデータ加工が可能
- 項目名称を瞬時に英文に変換できる
- 瞬時に情報が行き渡り、加工が可能となることで、監査作業にも有用
というような点が挙げられます
つまり、情報の作成者が報告したものが利用者によって利用されるサイクルを通してデータが標準化され、それによって、作成、利用、監視の速度・精度が増すということでしょう
関連団体
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日本における業界団体 |
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東京証券取引所のXBRLサイト |
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日本公認会計士協会作成のXBRL説明アニメ |
課題
今後、普及に向けていろいろな議論があるものと思いますが、
- タクソノミという「内容・構造・扱い方の定義」が各国毎に定められており、方言が存在すること
- 同一国においても、会社毎に勘定科目の使い方に差があること
などでしょう
これらの課題は何もXBRLの問題というのではなく、国際的な標準化における当然の課題と言えるでしょう
私が思うに、誰かがXBRLの有用なアプリケーション事例を示すことができるかどうかが普及の鍵でしょう
おそらく、機関投資家の多くは形態の差はあれ、遅かれ早かれ導入することと思います
さらに利用者の層を広げられるかどうかは、目線の低い、使い勝手のいいシステムを安価で提案できるベンダー、あるいはGPL等が現れるかだと思います