【メモ】JPモルガン:邦銀の円債売りが海外に波及する4経路
最近少しずつ日本の金融政策正常化が海外に小さくない影響を及ぼしうるとする意見が見られるようになっている。
ここではJPモルガンのレポート(Bloomberg報)を記録しておく。
JPモルガンのニコラオス・パニギリツオグル氏らによれば、円金利の上昇が進めば、中小金融機関を中心に債券を売る動きが加速し「債券の暴落」の懸念があるという。
そして、円債の「暴落」が4つの経路で「日本以外の主要国債市場に波及する可能性がある」という。
4つの経路とは以下のとおり:
- 日本の保険会社が外国債券を売却する。
- GPIFが為替ヘッジ付き外債の一部を売却する。
- 円債の減価とバランスをとるための海外証券の売却。
- 日本の長期金利が外国人を引きつけるほど上昇する。