【グラフ】米10年債利回りが2%を割り込む

昨日のFOMCの結果を受け、米10年債利回りが一時急低下している。
日本時間の午前中2%を割り込む水準となっている。

(本稿は浜町SCI 山田のツイートをもとに作成したものです。)

米10年債利回り
米10年債利回り

「こんな長期金利をかつてどこかの国で見た覚えが・・・」

そんな感覚に襲われる米金利低下だった。
米金融政策が緩和に向かうとの観測が強まり、長期金利も下げていく。
果たして金利を押し下げているのは何なのか。
経済なのか、金融政策なのか。

「本当に米国が日本化するのではないかと恐怖を覚えた。
もしもそうなら、先進各国が採っている経済政策は根本的に的外れなものである可能性まで出てくるのではないか。

私は自分の考えが正しいとは思っていない。
経済学者の皆さんもそうした考えで政策を見直してほしいと感じた。」

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「投資家というのは理論どおりにやってもうまくいくとは限らない最たる商売だ。
大学院で学んだファイナンス理論など入口の知識にしかならない。
この分野の経済学が実に非力なことを実体験で思い知らされてきた。
その度に自分の懐が痛む。

マクロ経済学者の気概が試される。」

「バカな話であるのは理解しているが、どうしても頭から離れない疑問:
本当に、金利を下げて財政を出せば、経済はよくなるのか。
2-3年ならYesだろうが、長い目で見てそれでいいのか。
厳しいことを言えば、淘汰が必要なのではないか。
これに対する説得力のある答を聞いたことがない。」

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