ETN, exchange-traded note
銀行が発行する無担保・優先債券で、証券取引所に上場されたもの。
日本語の呼称は統一されたものがなく、単に上場債券というものから、上場投資証券、上場有価証券、上場債務証券など様々。
指数連動型を目的として開発されたため、指数連動債などとも呼ばれる。
ETNは債務証券であり、償還期日になると償還される。
指数連動型ETNにおいては、償還期日になると、発行銀行があらかじめ約束した指数を反映した金額を償還する。
ETFとは異なり、ETNには現物資産の裏づけがない。
そのため、運用のコストが小さくすむ反面、発行銀行への信用リスクを負うことになる。
つまり、発行銀行の格付が低下すれば価値が低下すると予想されるし、破綻した場合には償還されなくなる可能性も存在する。