DCモータ
DC入力のモータ。
構造は
- ロータ: 電磁子コイル
- ステータ: 界磁磁石(多くの場合は永久磁石)
からなる。
界磁磁石に電磁石を用いるか、永久磁石を用いるかで、電磁石界磁型と永久磁石界磁型に分類される。
入力するDC電流を、ブラシと整流子(コミュテータ)で整流して、常に回転方向を一定にしている。
電機子は、複数の巻溝(スロット)からなり、スロット数が大きいほど、脈動が小さくなる。
スロット数は、3、5、7、9などがある。
ユニバーサルモータ
AC入力でもDC入力でも駆動できるブラシ付モータ。
直流直巻モータのこと。
直巻であるため、ロータと電機子に同一電流が流れ、トルクの発生方向が常に一定になる。
電源周波数の2倍の脈動を生じるが、商用電流以上の周波数であれば、さほど問題とならない。