他のオートメーション機器と同じく、モータにも駆動制御が付されるのが一般的だ。
コントローラからモータに駆動電圧を送ると、モータは仕事をする。
モータの出力にセンサを設置し、この信号をコントローラに送り、駆動電圧を制御する。

  • コントローラ: コントローラが受けた命令の速度・位置・トルクとセンサから受け取ったの信号の示すそれを比較し、電源から適切な駆動電圧を生成し、モータへ送る。
  • モータ: コントローラからの駆動電圧により、回転する。
  • センサ: 出力側の速度・位置・トルクを感知し、コントローラへ送る。

このような制御方法を、クローズドループ制御とも呼ぶ。

一方、駆動電圧を変えるだけでフィードバックを行わず制御することを、オープンループ制御(フィードフォワード制御)と呼ぶ。