ステータが作る回転磁界と同期して回転するモータ。
ロータの違いにより
- リラクタンスロータ型
- 永久磁石ロータ型
- 電磁石ロータ型
に分類される。
リラクタンス型
ロータが鉄などの強磁性体で作られており、ステータの作る回転磁界によりロータが磁化され、回転磁界に引かれて回る。
ロータの鉄心に渦電流が流れるため、損失が発生する。
エネルギー損失を防ぐため、ロータは、薄い鉄板を重ねた積層構造になっているが、効率は高くない。
永久磁石型
ロータに永久磁石を用い、ステータの作る回転磁界に引かれて回る。
電磁石型
ブラシとステップリングから供給される電流で、ロータの巻線を電磁石にしてあるもの。
接点があるため、クリーニングや交換が必要であり、ノイズ(騒音、電気ノイズ)の問題がある。